名詞の修飾語について(タイ語)

タイ語の文法について
クワーイくん
クワーイくん

前回までで、動詞についての構文や語順について勉強しましたけど、今回は何でしょうか?

ノイ先生
ノイ先生

今回は、名詞を修飾する言葉について勉強します。具体的には、「この」、「あの」などの指示詞、そして類別詞、形容詞などですね。

クワーイくん
クワーイくん

でたー、類別詞。名詞の後ろに付くってのは知ってるんですけど、いまいち分かってないですね。

ノイ先生
ノイ先生

類別詞は日本語の助数詞に似てますけど、ちょっと違いますね。

ノイ先生
ノイ先生

他にも、名詞の後ろから付くときにも、指示詞や類別詞の順番も決まってますし、形容詞については、英語の形容詞とは違う特徴もあるので、説明していきますね!

 

タイ語の修飾語は、被修飾語である名詞の後ろから付く、ということはすでに言いましたが、ここでは、名詞を修飾する言葉である、類別詞、指示詞、形容詞について説明します。

 

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類別詞と指示詞、形容詞の並べ方について

 

名詞を修飾する際に使う語で、タイ語で特徴的なのは、類別詞と呼ばれるものです。

類別詞は日本語の助数詞(個、匹、枚、冊)に似ていますが、

日本語の助数詞は、ものの個数を言うときにしか使いませんが、

タイ語の類別詞は、ものの個数を言うとき以外にも、「この~」、「あの~」などを意味する指示詞(นี้ [níi] 、นั้น [nán] など)や形容詞などとともに使うこともできます。

 

また、タイ語の特徴である「省略」がここでも起こり、前後関係で明らかであれば、名詞を省略し、類別詞のみで使うこともできます。

一度話題に出た名詞は、その後は、類別詞か代名詞で置き換えることが多いです。

「(数詞)+類別詞+(指示詞)」の形で、類別詞を名詞の代わりに使うことになります。

 

類別詞を使うときの語順は、「名詞+数詞+類別詞」の語順になりますが、

รถหนึ่งคัน [rót nʉ̀ŋ khan] 「車1台」

数詞が1の場合は、数詞と類別詞の順序を入れ替えて、「名詞+類別詞+数詞」の語順にすることもできます。

รถหคันนึ่ง [rót khan nʉŋ] 「車1台」

 

また、「ひとつだけ」を強調する場合は、เดียวを類別詞の後ろにつけて使います。

รถคันเดียว [rót khan diau] 「車1台だけ」

 

数詞に加えて、指示詞も使う場合は、「名詞+数詞+類別詞+指示詞」の語順になります。

รถสามคันนี้ [rót sǎam khan níi] 「この3台の車」

 

形容詞も名詞の後ろに付けます。

 

単純に「名詞+形容詞」の形でもいいですし、

หนังน่าสนใจ [nǎŋ nâa sǒncai] 「面白そうな映画」

 

「類別詞+ที่」を入れて、

「名詞+類別詞+ที่+形容詞」の形も使えます。

หนังเรื่องที่น่าสนใจ [nǎŋ rʉ̂aŋ thîi nâa sǒncai] 「面白そうな映画」

 

数詞、指示詞に加えて形容詞も使う場合は、「名詞+類別詞+形容詞+数詞+類別詞+指示詞」の語順になります。

รถใหม่รถสามคันนี้ [rót khan mài sǎam khan níi] 「この3台の新しい車」

 

また、関係詞を伴った修飾節も後ろに付きます。英語の関係詞whichやthatの使い方と似ていますね。

日本語「彼がしたこと」 → タイ語 สิ่งที่เขาทํา「こと+関係詞+彼+した」

 

また、関係詞を伴った修飾節の前では、類別詞はふつう付きません。

หนังสือที่เขาเขียน [nǎsʉ̌ʉ thîi káu khǐan] 「彼が書いた本」

 

形容詞を述語として使う場合について

 

形容詞を述語として使う場合、英語では、「主語+be動詞+形容詞」のように、be動詞を必要としますが、タイ語では、「เป็น」や「คือ」は不要で、「主語+形容詞」となります。

つまり、タイ語では、形容詞は動詞と同じように扱うことができます。

 

英語: This car is expensive.  「この車は高い」
タイ語: รถคันนี้แพง [rót khan níi phɛɛŋ] 「この車は高い」

 

英語: I want to be rich.  「私は金持ちになりたい」
タイ語: ผมอยากรวย [phǒm yàak ruai] 「私は金持ちになりたい」

 

形容詞と副詞について

 

品詞の別で言えば、名詞を修飾するのは形容詞、動詞を修飾するのは副詞ですが、

タイ語では、形容詞は、そのまま形を変えずに副詞として、動詞を修飾できます。

 

英語のように、形容詞と副詞とで、形が変わることはありません。

 

例)
英語: loud(形容詞)「(音が)大きい」 → loudly(副詞)「(音を)大きく」、
タイ語: ดัง [daŋ] (形容詞)「(音が)大きい」 → ดัง [daŋ] (副詞)「(音を)大きく」

 

上記の、形容詞が動詞として使えるのもそうですし、英語では、その単語が動詞なのか形容詞なのか副詞なのかによって、用法を意識しなければいけませんが、タイ語では品詞の別を気にする必要はほぼありません。

意味だけ考えればいいのですから、英語に比べて楽ですね。

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